スピンオフストーリーブック「秘儀・曼荼羅ポイ活：12月の滴りと賢者の投資戦略」
はじめに：2025年12月22日のポイ活・投資概況
2025年も残すところあと10日を切りました。本日は12月22日、月曜日です。街はクリスマスの祝祭ムード一色に染まり、消費意欲が年間で最も高まる時期を迎えています。しかし、我々ポイント投資家にとって、この時期は単なる消費の季節ではありません。各経済圏が年間予算の最終消化に向けて投入する「超大型キャンペーン」の恩恵を最大限に享受し、来たるべき2026年の資産形成に向けた種銭（ポイント原資）を確保するための、極めて戦略的な一週間が始まります。
本レポートでは、更新日である本日12月22日時点での最新情報を網羅的に分析し、WAON POINT、Vポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、PayPayポイントの6大経済圏における最適行動指針を提示します。特に、前日までに発表されたニュースや、本日より開始される重要なキャンペーン情報を踏まえ、実利に直結するインサイトを提供することに主眼を置きます。
今回は、通常のポイント獲得情報に加え、ポイントを使った「投資行動」におけるリスク管理と機会損失の回避について、特に詳細な分析を行います。年末特有の株式市場の動きと、それに連動するポイント運用サービスの挙動を正しく理解することは、資産を守り、増やす上で不可欠です。
第1章 マーケットレビュー：ポイント投資環境の分析
ポイント投資、特に「運用型」と呼ばれるサービスの多くは、実際の金融市場（S&P500や日経平均株価など）の値動きに連動しています。したがって、前営業日の市場環境や直近の展望を理解することは、今週のポイント運用の方向性を決定づける上で不可欠です。
前日である12月21日は日曜日であったため、日米ともに株式市場は休場でした。しかし、週末に発表された市場分析レポートや週間展望は、今週の投資戦略を立てる上で極めて重要な示唆を含んでいます。
米国株式市場の展望とポイント運用への影響
12月21日に発表された週間展望レポートによれば、米国市場は重要な転換点を迎えつつある可能性があります。
まず、ポジティブな材料としては、12月10日に米連邦準備制度理事会（FRB）が利下げを決定したことが挙げられます。これを受けて11日にはNYダウが史上最高値を更新するなど、市場には強い楽観ムードが漂いました。統計的にも、1990年から2024年までのデータを分析すると、12月は月足が陽線で引ける（上昇して終わる）確率が71％という高いアノマリーが存在しており、2025年12月もこの典型的な上昇パターンをたどっているように見えます 。
しかし、直近の動きを詳細に分析すると、警戒すべき兆候も浮上しています。最高値を更新した後、市場は明確な上昇トレンドを維持できず、上値の重さが目立ち始めています。専門家の分析では、現在のNYダウは「大勢上昇の終点をつける動き」に入っている可能性が指摘されています。これは、年末までは底堅く推移し、月足ベースでは上昇を維持するものの、それは新たな上昇トレンドの始まりではなく、年明け1月以降の下降局面に向けた「天井確認」の作業であるという見立てです 。
ポイント投資家への示唆 この分析に基づけば、S&P500や全米株式に連動するポイント運用（PayPayポイント運用のスタンダードコースや、dポイント運用の米国株コースなど）を行っている場合、以下の戦略が有効と考えられます。
- 短期的な利益確定の検討: 年末までは「掉尾の一振（とうびのいっしん）」と呼ばれる年末特有の上昇が期待できるため、慌てて売却する必要はありませんが、年明けの急落リスクを考慮し、含み益が乗っているポジションの一部を利益確定し、ポイント残高（キャッシュポジション）に戻しておくことは合理的な選択です。
- 追加投資の慎重化: 「1月以降に下降を開始する公算」がある以上、現在の高値圏で大量のポイントを追加投資するのはリスクが高いと言えます。積立投資は継続しつつも、スポットでの大量投入は控えるのが賢明でしょう。
国内株式市場の動向
一方、国内市場は海外投資家の多くがクリスマス休暇入りするため、市場参加者が減少し、商いが薄くなる「閑散相場」の様相を呈しています。薄商いの中では、少額の注文でも価格が変動しやすくなるため、思わぬボラティリティ（価格変動）が発生するリスクがあります。dポイントの日経平均連動コースなどを運用している場合は、相場の急変動に一喜一憂せず、静観する姿勢が求められます。
第2章 WAON POINT：イオンペイ連携と年末の爆発的還元
イオングループが展開するWAON POINTは、年末商戦において最も攻撃的なキャンペーンを展開している経済圏の一つです。特に、イオンペイ（AEON Pay）アプリを通じたデジタルトランスフォーメーションと、Vポイントとの連携強化により、その戦略的価値は飛躍的に高まっています。
【戦略分析】イオンペイを通じた「Vポイント等価交換」の意義
本レポートの読者である投資家の皆様にとって、WAON POINTの最大の魅力は、イオンペイアプリなどを通じて「Vポイントと等価（1ポイント＝1円相当）」で交換・連携が可能である点にあります。
従来、WAON POINTはイオングループ店舗での消費に使うのが一般的でしたが、Vポイントとの相互運用性が確保されたことで、以下のような「資金循環」が可能となりました。
- イオングループの高還元キャンペーンでWAON POINTを大量獲得する。
- 獲得したWAON POINTをVポイントに交換する。
- VポイントをSBI証券での投資信託購入（Vポイント投資）に充当する。
このルートを活用することで、日用品の購入で得たポイントを、複利効果を生む金融資産へと転換することができます。したがって、WAON POINTのキャンペーン情報は、実質的に「投資原資の調達コスト引き下げ」情報と同義です。
【最新】イオンマークのカード払い・WAON POINT 10倍キャンペーン
昨日12月21日から、年末最大の山場となるキャンペーンが開始されています。これが今週のWAON POINT戦略の核となります。
- キャンペーン名: イオンマークのカード払いご利用でWAON POINT 10倍
- 対象期間: 2025年12月21日（日）から12月24日（水）まで
- 概要: 期間中、イオンスタイルオンラインやAEON de WINEなどの対象ネットショップおよび対象店舗において、イオンマークのカード払いを利用すると、通常200円（税込）ごとに1ポイントのところ、10倍の10ポイントが進呈されます 。
- 実質還元率: 5.0%
詳細な分析と注意点 このキャンペーンの還元率5.0%は、一般的なクレジットカードの還元率（0.5%～1.0%）を大きく凌駕しています。しかし、いくつかの重要な注意点があります。
- 「基本」の定義: ここで言う10倍とは、基本ポイント（200円で1ポイント）の10倍を指します。他の「いつでも2倍」などのキャンペーンとの重複適用はなく、最も倍率の高いこの10倍のみが適用されます 。
- 進呈の上限: 景品表示法の定めにより、ポイント進呈の上限は40倍分までとされていますが、今回の10倍キャンペーンはその範囲内であるため、満額の還元が期待できます 。
- ポイント進呈のタイミング（重要）: 本キャンペーンのポイントは、即時に付与されるわけではありません。2026年1月10日までに決済が完了した分については、通常分の2倍分が2026年1月25日、残りのキャンペーン分（8倍分）が2026年3月25日に進呈されるという「分割進呈」かつ「時間差進呈」の形式をとります 。
- 投資家としての解釈: ポイントが手元に届くのが3月下旬になるということは、その間の「機会損失」を考慮する必要があります。しかし、5%という高利回りは、3ヶ月程度の待機時間を補って余りあるリターンです。3月にまとまって入るポイントを、新年度のNISA成長投資枠の足しにする、といった計画的な出口戦略を描くことが重要です。
その他のWAON POINT関連情報
- イオンペイ チャージキャンペーン: 2025年12月15日から2026年1月5日までの期間、イオンペイ（WAON）へのチャージキャンペーンも実施されています 。年末年始の支出に備えて事前にチャージを行うことで、還元を受けられる可能性があります。
- 過去のキャンペーンからの示唆: 12月上旬にはAEON Payのコード決済限定キャンペーンなども実施されていました 。年末年始（12月29日以降）にも、初売り商戦に合わせた新たな施策が投入される可能性が高いため、アプリの通知設定はオンにしておくべきでしょう。
第3章 Vポイント：決済革命とOliveによる金融連携の深化
Vポイント経済圏は、三井住友フィナンシャルグループの「Olive」とSBI証券との連携を軸に、金融色の強いキャンペーンを展開しています。12月22日時点で押さえておくべき最新情報は、ポイントの「出口戦略」に関わる重要な変更点です。
【革命】VポイントPayのチャージ不要化と流動性の向上
12月16日のプレスリリースにより、バーチャルプリペイドカード「VポイントPay」の仕様が大きく変更されました。これまではVポイントを残高に「チャージ」する手間が必要でしたが、今後はチャージ不要で、保有しているVポイントをそのままVisa加盟店での買い物に利用できるようになりました 。
投資家としての解釈 この変更は、ポイント運用の出口戦略を劇的に簡素化します。
- 従来: 運用で増やしたVポイントを使うには、「チャージ」というワンクッションが必要であり、端数の処理などが煩雑でした。
- 今後: 運用益を含めたVポイント残高が、そのまま世界中のVisa加盟店で使える「現金同等物」としての性質を強めました。これにより、Vポイント投資で得た利益を、再投資に回すだけでなく、即座に日常生活の決済に充当するという選択肢がよりスムーズになります。資産の流動性が高まることは、投資家にとってリスク低減要因となります。
現在進行中の投資・運用キャンペーン
1. Vポイント運用スタート応援キャンペーン（12月31日まで） 現在、Vポイント運用に関するキャンペーンが実施されています。
- 期間: 2025年12月1日（月）から12月31日（水）
- 内容: エントリーおよび利用規約への同意を行い、100ポイント以上をVポイント運用に追加したユーザーの中から、抽選で500名に100ポイントがプレゼントされます 。
- 分析: 抽選人数は500名と少ないですが、参加条件が「100ポイント追加」と非常にハードルが低いです。手元に端数のVポイントがあれば、とりあえず参加して「宝くじ」的なリターンを狙うのが、期待値を最大化する行動です。
2. SBI証券との連携キャンペーン SBI証券での口座開設や取引に関連したVポイント還元キャンペーンも継続中です 。特に年末は、来年のNISA枠活用を見据えて証券口座を開設するユーザーが増える時期であり、それを取り込むための施策が強化されています。まだSBI証券口座を持っていない場合は、このタイミングでの開設が最もお得になる可能性が高いです。
Oliveアカウント関連の期限管理
Oliveアカウントに関連するキャンペーンも、12月末に向けてラストスパートに入っています。
- 給与・賞与受取特典: 12月1日から開始されており、冬のボーナス受取口座に指定することでポイントが得られる可能性があります 。
- クレカ積立: Oliveフレキシブルペイを利用したクレカ積立は、Vポイント獲得の主力エンジンです。1月の買付設定の変更期限などを確認し、ポイント付与漏れがないように注意が必要です。
第4章 dポイント：12月26日が運命の分かれ道「損失補填」
dポイントに関しては、本日最も注意喚起が必要な情報が含まれています。特に「dポイント投資（ポイント運用）」をこれから始めようとしているユーザー、あるいはまだ始めていないユーザーにとっては、今週が極めて重要な「ノーリスク・ハイリターン」の機会となります。
【緊急提言】「減ってもポイントもらえるキャンペーン」の活用
現在実施中の「はじめてのdポイント運用！ 減ってもポイントもらえるキャンペーン」は、ポイント投資家にとって「元本保証付きの投資」という、通常あり得ない好条件を提供しています。
- キャンペーン概要: 期間中にWEBエントリーを行い、初めて「dポイント運用」を開始して200ポイント以上を運用したユーザーを対象に、2025年12月26日（金）17時頃の更新時点で「合計損益」がマイナスだった場合、減少分相当（最大200ポイント）がdポイント（期間・用途限定）として進呈されます 。
- 運命の判定日: 2025年12月26日（金）
戦略的行動指針 第1章のマーケットレビューで触れた通り、現在の株式市場は高値圏にあり、年明けに向けた下落リスクが懸念されています。通常であれば、このような局面での新規投資は躊躇われます。しかし、このキャンペーン対象者（新規利用者）に限っては、以下の非対称なリスク・リターン構造が成立します。
- 相場が上昇した場合: そのまま運用益（プラス）を享受できる。
- 相場が下落した場合: 12月26日時点での損失（最大200pt）はドコモによって補填されるため、実質的な損失はゼロ。
つまり、**「勝てば利益、負けてもチャラ」**という非常に有利なポジションを取ることができます。まだdポイント運用を始めていないユーザーは、本日12月22日から12月25日までの間に運用を開始し、このセーフティネットを活用すべきです。これは投資というよりは、制度の歪みを利用したアービトラージに近い戦略です。
dポイント有効期限ルールの変更（12月1日より適用済）
12月1日から、dポイント（通常）の有効期限ルールが変更されていることを再確認しておきましょう。
- 新ルール: 最後にポイントを利用（ためる・つかう）した日から12ヶ月後まで有効期限が延長されます 。
- 影響: これにより、日常的にdポイントを利用しているユーザーにとっては実質的に「有効期限なし」に近い感覚で運用できるようになりました。長期的なポイント積立投資を行う上での障害が一つ取り除かれたと言えます。ただし、期間・用途限定ポイントは対象外であるため、引き続き期限管理が必要です。
開催中の大型キャンペーン
- dポイント10周年記念「dポイントルーレット」: 2026年3月31日まで続く長期キャンペーンですが、毎日コツコツ回すことで確実に原資を積み上げられます 。
- ビックカメラ・コジマ等の家電量販店キャンペーン: 12月31日まで、dポイント3倍や最大15%還元などのキャンペーンが実施されています 。年末の家電買い替え需要がある場合、ここで大量のdポイントを獲得し、それをポイント投資の原資（追加投資）に回すのが王道です。
第5章 楽天ポイント：大感謝祭の中盤戦と「12月25日」への備え
楽天経済圏では、年内最後となる大型セール「楽天大感謝祭」が開催中です。本日12月22日はその中日にあたりますが、賢明な投資家にとっては「仕込み」の重要な一日です。
楽天大感謝祭（12月19日～12月26日）の攻略戦略
- 開催期間: 2025年12月19日（金）20:00 ～ 12月26日（金）01:59 。
- 本日の位置づけ: 本日12月22日（月）は、セール開始直後の熱狂が落ち着いたタイミングです。しかし、ここで漫然と過ごしてはいけません。
最強の購入日は「12月25日（木）」 楽天経済圏の鉄則である「5と0のつく日」キャンペーンが、次は12月25日にやってきます。この日は楽天カード利用でポイント還元率がアップするため、大感謝祭の「ショップ買いまわり（最大10倍）」と組み合わせることで、還元率の最大化が図れます 。
本日12月22日にやるべきタスクリスト
- 購入予定リストの作成: ふるさと納税の駆け込み寄付や、年末年始に必要な物資の選定を済ませておきます。
- クーポンの事前取得: 人気ショップのクーポンは、12月25日当日には配布終了している可能性があります。本日中に取得しておくのが安全です 。
- SPUの確認: 今月のSPU（スーパーポイントアッププログラム）の達成状況を確認します。特に「楽天証券でのポイント投資（投資信託購入）」や「楽天モバイル」などの条件を達成しておくことで、大感謝祭での全購入分に対するポイント倍率が底上げされます。
投資とポイントの連動
- 楽天証券とSPU: 楽天証券でのポイント投資設定（例：月30,000円以上の投資信託購入でポイントを1ポイント以上使用など）は、SPUアップの要件です。まだ今月分が未達成の場合は、大感謝祭の還元を最大化するために、直ちに設定を確認してください。
- 楽天銀行の金利キャンペーン: 冬のボーナス時期に合わせて、円定期預金の金利アップキャンペーンなども実施されています 。投資待機資金（キャッシュ）を遊ばせておかず、少しでも有利な条件で運用することも、広義のポイ活・投資戦略の一部です。
第6章 Pontaポイント：本日開始の注目キャンペーンと期限管理
Pontaポイントに関しては、本日12月22日から開始される新しいキャンペーン情報が入っています。また、金融系サービスの期限管理が重要です。
【本日12月22日開始】ローソン×Nintendo Switch Onlineキャンペーン
本日のハイライトの一つが、ローソンで開始されたキャンペーンです。
- 開始日: 2025年12月22日（月）本日スタート 。
- 終了日: 2026年1月4日
- 内容: ローソンにて「Nintendo Switch Online 12ヶ月利用券」を購入し、特設サイトで登録すると、追加で1ヶ月分の利用コードが無料でもらえます。
- 投資家的視点: これは直接的なポイント還元ではありませんが、実質的に約8%のリターン（12ヶ月分の価格で13ヶ月分利用可能）を得られる取引です。固定費（サブスクリプション費用）の削減は、資産形成において「確実にリターンが得られる投資」と同義です。浮いた資金を実際の投資に回すことで、資産形成を加速させましょう。
StockPoint for CONNECTの期限管理（12月24日・25日）
Pontaポイント運用の代表格である「StockPoint for CONNECT」において、重要な期限が迫っています。
- 株式分割に伴う取引停止: 12月24日および26日付近で、株式分割が行われる銘柄（伊藤忠商事、ソフトバンクグループなど）のポイント交換や取引が一時停止されます 。これらの銘柄をポイント運用している場合、意図しないタイミングで資金が拘束される可能性があるため、短期売買を考えている場合は本日中にポジションを整理する必要があります。
- 口座開設キャンペーン: 口座開設時に招待コードを入力することで500Pontaポイントがもらえるキャンペーンは、12月25日（木）で終了します 。ノーリスクで500円相当の資産を得られる機会ですので、未開設の方は急ぐべきです。
au PAY 関連の還元強化
- Amazon.co.jpでのau PAY利用: 12月19日から12月26日まで、Amazonでの買い物にau PAY（ネット支払い）を利用すると、Pontaポイントが最大10%還元されるキャンペーンが開催中です 。これは楽天大感謝祭への対抗措置とも取れる強力な施策です。Amazonヘビーユーザーにとっては、楽天よりもこちらが優先されるべき選択肢となります。
第7章 PayPayポイント：JRA連携による「公営競技×ポイ活」の新時代
PayPay経済圏では、金融とエンターテインメントの融合が進んでいます。特に直近のニュースでインパクトが大きいのは、JRA（日本中央競馬会）との連携です。
JRA「即PAT」との連携開始とアービトラージの機会
12月19日より、PayPayがJRAのインターネット投票サービス「即PAT」と連携し、馬券購入資金の入金や払戻金の受け取りが可能になりました 。これに伴い、以下のキャンペーンが展開されています。
- キャンペーン: 『即PAT』新規加入キャンペーン（～12月28日）
- 内容: 即PATに新規加入し、1レース以上合計500円以上の馬券を購入した先着5,000名に、PayPayポイント2,000円分をプレゼント。
- 投資家的視点（期待値の計算）: このキャンペーンは、投資家視点で見ると「期待値が著しくプラス」の取引です。最低条件である500円分の馬券を購入し、仮にその馬券がすべて外れたとしても、2,000円分のポイント還元があるため、差し引き1,500円相当のプラスになります。もちろん馬券が的中すればリターンはさらに増大します。 また、払戻金をPayPay残高で受け取れるようになったことで、的中した資金を即座にPayPay資産運用やPayPayポイント運用に回すルートが開通しました。「遊び（ギャンブル）で得た資金を、堅実なS&P500運用に回す」という資金洗浄ならぬ「資金昇華」が可能になります。
PayPayカード決済へのポイント充当（流動性革命）
12月15日のプレスリリースにて、PayPayポイントやPayPayマネーを「PayPayカード」の請求額支払いに充当できるようになったと発表されました 。
投資家としての解釈 これはPayPayポイントの価値を根本から変える革命的な変更です。これまでPayPayポイントは「擬似運用」するか「店舗で使う」かが主でしたが、「カード引き落とし額の減額」に使えるようになったことで、実質的な「現金化」と同等の価値を持ちました。 これにより、PayPayポイント運用の出口戦略が盤石になりました。運用で増やしたポイントを、生活費の決済（カード払い）に充てることで、手元の現金を温存し、その現金をNISA枠での投資に回すことができます。ポイントの流動性が極限まで高まったと言えます。
PayPayポイント運用の現状と対策
PayPayポイント運用の「テクノロジーコース（QQQ連動）」や「スタンダードコース（S&P500連動）」は、第1章で述べた通り、米国市場の高値警戒感から調整のリスクがあります。短期的な下落を警戒するなら、「チャレンジコース（3倍ブル）」などのレバレッジ商品はポジションを落とすのが賢明です。一方で、長期積立派は、PayPayカード決済充当という新たな武器を手に入れたことで、より安心してポイントを貯め続けることができます。
総合まとめ：12月22日からの行動リスト
最後に、本日以降のアクションプランをまとめます。
- 相場観: 米国株は天井感あり、日本株は閑散。無理なポジション拡大は避け、ポイントによる「守りの運用」や「損失補填キャンペーン（dポイント）」を活用する。
- WAON: 開催中の「ポイント10倍（5%還元）」で年末の買い物を集中させる。得たポイントはVポイント交換→投資のルートを意識。
- dポイント: まだ運用未経験者は、12月25日までに「dポイント運用」を開始し、12月26日の損失補填権利を確保する。これが今週最大のリスクフリー・トレード。
- 楽天: 本日はリスト作成とSPU調整に徹し、**12月25日（木）**の「5と0のつく日」に購入を集中させる。
- Ponta: 本日開始のローソン×Switchキャンペーンをチェック。StockPointの口座開設は25日までに。
- PayPay: JRAキャンペーンで2,000ポイント（期待値プラス）を取りに行くか検討。カード充当機能のリリースにより、ポイントを貯めるモチベーションを再確認。
年末は「ポイントを稼ぐ力（キャンペーン）」と「ポイントを増やす力（運用）」、そして「ポイントを守る力（相場観）」のすべてが試される時期です。情報のアップデートを怠らず、賢く2025年を締めくくりましょう。
次回のレポート更新もお楽しみに。
引用文献
1. 【市況】 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 12月21日版, https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202512210041 2. WAON POINT 10倍(イオンカード対象)キャンペーン | イオンの公式 …, https://aeonretail.com/Page/p-waonpoint10.aspx 3. AEON Pay・WAONチャージキャンペーン | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト, https://www.waon.net/campaign/202512_chargecp/ 4. イオンペイご利用金額合計の10％WAON POINTが戻ってくる 12/6(土)～12/14(日) – OPA, https://www.opa-club.com/oita/news-event/contents/226926 5. バーチャルプリペイドカード「VポイントPay」チャージ不要！Vポイントをそのままお買い物でご利用可能に | 三井住友カード株式会社のプレスリリース – PR TIMES, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000812.000032321.html 6. Vポイント運用スタート応援キャンペーン12月, https://cpn.tsite.jp/detail/en910034832042 7. Vポイント投資キャンペーン｜Vポイントサイト, https://cpn.tsite.jp/detail/qz910035560003 8. 条件達成で【最大20,000円相当】もらえるキャンペーン！過去最強の特典祭開催中 – 楽天銀行, https://www.rakuten-bank.co.jp/campaign/tokuten-fes2025/max20000/ 9. dポイント運用開始でポイントが減っても最大200ptもらえるキャンペーン – NTTドコモ, https://dpoint-inv.smt.docomo.ne.jp/campaign/point2510/index.html 10. ドコモからのお知らせ：【重要】dポイントの有効期限変更について（2025年12月11日更新）, https://www.docomo.ne.jp/info/notice/page/251020_00.html 11. 最大1000ポイントがもらえる「dポイント10周年記念第３弾 dポイントルーレット 」を開催！, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000645.000118641.html 12. 12月開始の「dポイント」「d払い」キャンペーン | 株式会社NTTドコモのプレスリリース – PR TIMES, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000141840.html 13. 次回の楽天セールはいつ？【12/19 20時～】楽天大感謝祭で50％OFF以上のおすすめ商品を厳選紹介！, https://cuebic.co.jp/your_select/sale/rs322 14. 「楽天大感謝祭はいつ？」12月開催予定 楽天市場大感謝祭 予想開催日程【10ショップ買いまわりでポイント最大47倍!!ポイントアップ】, https://calendar.rakuten.co.jp/evt?ct=2&eid=584401 15. 楽天市場の一番お得な日はいつ？ 2025年12月のポイントアップキャンペーン比較・一覧まとめ, https://appllio.com/rakuten-ichiba-deals-day 16. 楽天大感謝祭2025年の攻略ガイド！ポイント上限や事前準備まとめ – 買い物ウォッチ, https://premium.gamepedia.jp/shopping/archives/15236 17. 【2025年12月最新】楽天経済圏のキャンペーンまとめ – note, https://note.com/fp_keizaiken/n/nfb1fd7284c09 18. ココトク｜お得なキャンペーンと懸賞情報まとめ, https://kojinabi.com/ 19. 株式分割に伴う指定SPの取引停止について – StockPoint for CONNECT, https://connect.stockpoint.jp/notice/detail/20251209_001 20. Pontaポイントでポイント投資ができる！新規口座開設+Ponta会員ID連携で全員に、もれなく500Pontaポイントプレゼント | 大和コネクト証券, https://www.connect-sec.co.jp/lp/pontapoint01.html 21. 【2025年12月】au PAYのおトクなキャンペーンまとめ, https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/4653 22. 「PayPay」がJRAの「即PAT」と連携…馬券購入資金の入金と払戻金の受け取りが可能に, https://gamebiz.jp/news/417961 23. 使い道がますます広がる！「PayPayポイント」「PayPayマネー」が「PayPayカード」の支払いに充当できるように | 2025年12月15日のプレスリリース | PayPay株式会社, https://about.paypay.ne.jp/pr/20251215/01/
