単元未満株をどうやって運用する?

私の場合は単元株は楽天証券の貸株サービスに出して、貸株金利をもらっています。でも、単元未満株はどうなるのでしょう?単元未満株を取扱っている証券会社に聞いてみました。

なぜこんなことを思いついたかと言うと、昔、マネックス証券でワン株取引をしていた時も、わずかながら、貸株金利をいただいていたのを思い出したからです。現在、単元未満株取引の多くは、ネオモバ、LINE証券、CONNECTなど新興ネット証券に置いていますが、かつてはマネックス証券のワン株で取り引きしていたものです。

正直、ネット証券の中で、一番信頼しているのはマネックス証券ですね。

提供しているツールやサービスが、一番丁寧で、コンセプトも筋が通ってます。ただ、クオリティにこだわったので価格競争力が今一つ。結果、SBI、楽天と大きく差をつけられてしまったのが現状ですね。

でも、そのマネックス証券さんに、貸株金利の計算方法を聞いてみました。

ポイント投資家
ポイント投資家

貸株金利はどうやって計算するのですか。資産全体で?銘柄ごと?毎月?毎日?

Monex証券
Monex証券

銘柄ごとに日単位で時価総額を算出し、算出結果の小数点第二位未満を切り捨てます。

その後、日ごとに算出した時価総額を合算し、小数点未満の切り捨てをします。

したがって、

銘柄、日単位の貸株金利計算結果が0.01円以上、かつ、月単位の貸株対象全銘柄の合算結果が1円以上となった場合、貸株金利が発生します。

ということで、マネックス証券における貸株金利の算出条件がわかりました。問い合わせの回答にもとづいて、貸株金利ごとに貸株料が付与される最低限の株価を試算しました。

貸株金利最低株価
0.10%14,600円
0.50%2,920円
1.00%1,460円
2.00%730円
3.00%486円
4.00%365円
5.00%292円
10.00%146円
貸株金利は2020年9月8日時点のMonex証券の適用金利

マネックス証券の場合、0.10%が通常金利、それ以外はボーナス金利です。ということは、時価総額14,600円以上の銘柄であれば、ネオモバに置いておくよりも、マネックスに置いておいたほうがトクということ。上の表は、1ヶ月に1円もらえる株価を並べているので、貸株金利的には等価のものが並んでいるということですね。

LINE証券、CONNECT、SMBC日興証券は株式を出庫する際、1銘柄あたり1,100円(税込)の手数料がかかります。でも、ネオモバは出庫手数料がかかりません。明日からせっせと、移管するかなぁ。

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