日本では今年の梅雨の水害被害は甚大ですが、記録的な長雨による水害は中国も同じようです。その中でも世界最大級の巨大ダムである三峡ダムについて、その安全性、危険度についての報道が目に付くようになりました。
中国三峡ダム、大雨で水位上昇止まらず 警戒感広がる - 日本経済新聞
【上海=松田直樹】6月から断続的に続く大雨で、中国の長江中流にある世界最大級の三峡ダムの水位が上昇している。長江流域では大雨により400以上の河川で洪水が起き、200万人以上が避難するなど被害が拡大している。当局は警戒を強めている。三峡ダム...
三峡ダムは長江の中流にあり、ダムの下流には今年世界的に有名になった武漢が控えてます。河口付近では南京、上海が控えており、もしダムが決壊ともなると、上海も影響は避けられないとも言われています。
長雨の影響で、水位の上限が175メートルのこのダムで、164メートルにも達している、今後も雨が続く予報ということが報道されており、今後の情報に注意が必要です。水位の情報など、ウォッチしている日本語サイトもありました。
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先に紹介した日本経済新聞の記事では、日本企業で現地に拠点がある企業としてホンダ(7267)、ブリジストン(5108)、いすゞ自動車(7202)、マツダ(7261)などがあげられており、現状では影響はないという報道でした。
決壊した場合、下流域6億人に影響があるといわれています。今後の状況には注意が必要です。