消費税率引き上げから続いてきた消費者還元事業もついに2020年6月でついに終了しました。景気減速対策の経過措置として、7月からマイナポイント事業が始まりましたが、還元される上限はたかだか5,000円相当。ポイント投資の観点では、どのポイントを狙べきでしょうか?
マイナポイントって何でも貯まるわけではない
マイナポイントは世の中すべてのポイントが自動的に還元される訳ではないんですよね。マイナポイント事業に参加した事業主のポイントだけ、マイナポイントで還元されるようになってます。したがって、マイナポイント事業に参加していないポイントはどうやっても溜まりません。
ポイント投資に最適なマイナポイントは?
マイナポイント事業に参加している事業者は、総務省のマイナポイント事業に関するウェブサイトから検索することができます。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
ここで検索をすると、マイナポイントが貯まるポイントと、そうでないポイントがわかります。
検索の結果、TポイントとPontaポイントは対象外であることが判明しました(執筆時点)。
どのポイントでマイナポイント還元を受けるべきか
ポイント投資の観点で、選択できるポイントは以下の通り。
- 楽天スーパーポイント
- dポイント
- LINEポイント
では、各々のメリット/デメリットを再確認します。
ポイント名 | ポイントが使える証券会社 | メリット | デメリット |
楽天スーパーポイント | 楽天証券 | ・貯まりやすい。 ・単元株後の貸株金利は高い。 | ・単元株しか取り扱っていない。 |
dポイント | SMBC日興証券 | ・1株未満も買付可能 | ・単元株になるまでは「キンカブ」専用口座で保管され、配当金は専用口座でしか受け取れない。 ・単元株後の貸株サービスなし。いかん出庫も1,100円(税込)の手数料がかかる。 |
LINEポイント | LINE証券 | ・ポイントが貯まりやすい(2020年度は特に) | ・1株単位で取引できる銘柄数が限定的。 |
ではLINEポイントを貯めましょうか。
ポイント投資の観点では、LINEポイントが一番使い勝手が良いということがわかりました。投資先がLINE証券ですでにいっぱい投資しているのなら別ですが。
LINE Pay|マイナポイント事業
マイナポイントの申込をしてLINE Payをご利用いただくと、最大5,000円相当分のLINEポイントがもらえます
マイナポイントに限らず、今年はVISALINEPayのリリースもあり、LINEポイントは貯まりやすくなっっていますね。LINEポイントを貯めるだけ貯めて、LINE証券で投資した上で、LINE証券で取り扱っていない銘柄を他の証券会社で投資するというのが2020年のポイント投資の基本方針ですね。