名証でどの銘柄に投資すべきか?

今が狙い目の名証銘柄。あまりなじみがないですが、どの銘柄に投資すべきか、検証してみました。

楽天銀行の配当金受取プログラム込みで、投資利回りが5%以上となる銘柄をピックアップしましょう。配当利回りや株価は作業日時点のものですので、ご了承ください。

STEP1 楽天証券で対象銘柄を抽出

まずは楽天証券のスーパースクリーナーで名証1部、2部、セントレックス銘柄から、配当利回りが0%を超えるものを抽出します。「市場」は名証以外を全部外す、詳細検索項目では「配当利回り(%)」と「株価」を追加してください。抽出された表をエクセルで貼り付けると、自分で作業をする場合に楽ですよ。

STEP2 実質利回りを算出

抽出した結果には株価と配当利回り(%)の掲載があります。ここから以下の作業を行います。

  • 各銘柄の決算月と年間配当回数を調査(IRBANKなどのサイトが便利)
  • 配当額を算出(株価×配当利回り(%))
  • 税引後配当額を算出(簡易的に配当額の80%でやりました)
  • 楽天銀行の配当金受取プログラムでもらえる見込み金額を算出(中間配当ありなら20円、期末配当のみなら10円)
  • 税引後配当額と楽天銀行の配当金受取プログラムの受取金額の合計金額を株価で割り戻す

最後の工程で割戻した数字が、実質利回りです。

実質利回り5%を超える銘柄は?

計算結果を公表します!

コード銘柄決算月配当回数株価実質利回り
5356美濃窯業323978.06%
6295富士変速機1223147.64%
7870福島印刷824107.07%
5607中央可鍛工業324216.65%
8076カノークス321,2566.61%
1777川崎設備工業324666.01%
9401中部日本放送325415.73%
9359伊勢湾海運326855.26%
なお、算出に関しては、上記工程に加え、その他情報も加味して、配当利回り情報をスーパースクリーナーの情報からアップデートしているものも含めています。実際の投資に当たっては、ご自身の判断で行ってください。当方は何ら責は負いませんので、ご了承ください。

いかがでしょうか。楽天銀行の配当金受取プログラムの影響が大きい「年間配当回数2回以上」「株価が低い銘柄」が地味ごとに上位にランクインしています。全部合計しても5,000円程度の投資額なので、このチャンスを逃す手はないでしょう。

最後に。ずーっと含み損?いえいえ、そういうわけでは…

auカブコムの手数料キャッシュバックキャンペーンを適用して購入すると、手数料は2022年1月にキャッシュバックされますが、株式の取得価格自体は手数料込みの価格となります。したがって、株価が全く変わらない場合、買付手数料相当の52円分、含み損となっている表示となりますが、決して負けているわけではないことは理解しておきましょう。

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