世の中にいろいろなポイント経済圏が構築されてってますが、ポイント投資において、どのポイントがいいのかまとめてみました。クレジットカードのポイント編です。
主なポイントの種類
共通ポイントと違って、クレジットカードのポイントでポイント投資ができるものはその種類が限られています。どんなものがあるでしょうか?
クレジットカードポイント
クレジットカードのポイントでポイント投資ができるものは、私が把握している中では2種類です。
三井住友カード Vポイント(評価:◎)
三井住友カードの利用で貯まるVポイントを使って、ポイント投資ができます。といっても、直接投資ができるわけではなく、共通ポイントに交換してから、その共通ポイントで投資ができるというものです。
Vポイントからは、dポイント(交換レート100%)、Pontaポイント(交換レート100%)、Tポイント(交換レート80%)などに交換できます。ただし、2021年11月1日からdポイントとPontaポイントの交換レートは、Tポイント同様、80%に改悪となります(500ポイント→400ポイントに交換される)。Vポイントから交換するなら、急いだほうがいいでしょう。
三井住友カードのナンバーレス ゴールドカードなら、コンビニエンスストアやマクドナルドにおけるタッチ決済で5.5%という驚きの高還元率です。仮に交換レートが80%になったとしても、5.5%×80%=4.4%とそれでも高還元率です。
また、三井住友カードのナンバーレスゴールドカードなら、SBI証券のクレカ投信積立でも、2021年12月まではキャンペーンで、積立額に対し、3%のポイントが付与されます。こちらは交換レート80%の場合3%×80%=2.4%となります。これでも十分、高還元率と言えます。
このチャンスを逃す手はありません。
セゾンカード 永久不滅ポイント(評価:〇)
あまり目立たないのですが、セゾンカードの永久不滅ポイントもポイント投資に向いているといえます。お手軽なポイント運用もできますし、セゾンカードのグループ会社セゾン投信では、クレジットカードを使った投信積立ができます。そして、個別株投資という観点では、永久不滅ポイントはSTOCK POINT for CONNECTのポイントに交換することで、最終的にCONNECTの口座にポイントから株に交換して、株式に投資することができます。
STOCK POINTにポイント交換する際の交換レートが90%です。セゾンカードの高還元率カードといえば、セゾンパールアメックスですよね。クイックペイ決済を利用すれば、還元率は3.5%となります。STOCK POINTに移行する場合、3.5%×90%=3.15%ですから、十分な還元率ですよね。
結論
クレジットカードのポイントでポイント投資するなら、三井住友カードのVポイントか、クレディセゾンの永久不滅ポイントが貯まりやすいカードを選ぶことが大事です。特に、三井住友カードはSBI証券のクレカ投信積立でもいい働きをしてくれますので、ゴールドカードを作っておきましょう。