で、結局、クレカ投信積立ってどうなの?

2021年7月からSBI証券と三井住友カードの提携で、クレジットカード決済で投信積立ができるようになりましたよね。結局のところ、どうなんでしょう。

クレカ投信積立とは?

楽天証券が最初に始め(たように思う)、2021年7月からSBI証券でもクレジットカードを使って、投資信託の積立ができる仕組みです。セゾン投信もやってます。

どんなクレジットカードでもいいかというと、そうではなく、証券会社によってクレカ投信積立ができるカード会社が決まってます。楽天証券なら楽天カード、SBI証券は三井住友カード、セゾン投信(セゾンポケット)はクレディセゾンかUCカードといった具合です。

クレカ投信積立のメリットは?

メリットはずばり!カード決済により各々のカード会社のポイントが付くことです。楽天カードなら購入金額の1%の楽天ポイントが、クレディセゾンは6回積立てると投資額5,000円に対し1永久不滅ポイントが、SBI証券×三井住友カードはカード種別により0.5~2.0%と幅がありますが、2021年12月10日まではキャンペーン期間中につき、1.5~3.0%と大盤振る舞いです。ここでもらったポイントは、再度ポイント投資に回せるので、ポイント投資家としては活用しない手はありません

クレカ投信積立でどのファンドを買うか

クレジットカードで積み立てるとき、どのファンドに投資すればよいか、迷いませんか?世の中にはいっぱい、魅力的なファンドがあるし、インデックスファンドでポートフォリオを組んでもいいし等々。

いえいえ、私の場合は値動きの少ない国内債券ファインド一択です。検討のポイントは、ノーロード、信託報酬が一番低い、信託財産留保額がないなど、とにかくコストが低いことです。実際に私が購入しているファンドはこれです。

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

信託報酬は0.132%、信託財産留保額はなし、楽天証券でも、SBI証券でもノーロードで購入できます。どうですか?とにかく低コストですよね。

クレカ投信積立の購入金額

では、いったい毎月いくら購入すればよいでしょうか?楽天証券、SBI証券ともにクレカ投信積立の上限は50,000円/月です。はい、毎月、目いっぱいの50,000円投信購入に充当しましょう。クレジットのショッピング額をたくさん使うことになるので、クレジットカード会社の審査基準にもよりますが、クレジット利用履歴に悪い影響となることはなく(※)、むしろ利用実績が多い良いお客さんと認識される可能性があります。(※年収100万円の方が年間クレジットカードを60万円つかうとなると、自転車操業と判断される場合があります。あくまで程度の問題です。)

国内債券ファンドを使ったクレカ投信積立の経済効果

国内債券ファンドは大きな値動きは考えづらい商品です。仮に値動きゼロだとした場合、1%のポイントが付くということは、(1年で売却すると考えると)年利1%で運用していることと同じです。半年で売却するとその倍。運用期間が短いほど年率換算では高い利回りとなります。値動きの少ないファンドなので、クレジットカード代金の支払いなど手元流動性が枯渇した場合でも、売却するときのタイミングなどほとんど考えなくてよいということもメリットの一つと考えられます。

注意点としては、売却が前提でかつ、ファンド自体の値上がりを想定していないスキームですので、つにたてNISAではこれをやらないように注意しましょう。

オブラートに包んだ部分もありますが、わかる方に伝わればいいと思います。

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